再発した虫歯をセラミックインレーで治療した症例
再発した虫歯をセラミックインレーで治療した症例
むし治療の実施
神経のある歯なのでまず麻酔を行います。古い詰め物、むし歯を取り除きます。う蝕検知液(むし歯に感染した歯質を染め出す液)を用いてむし歯が残っていないかを確認します。
むし歯が大きく神経に近かったため、当日は型取りをせず神経を保護する薬剤をし、しばらく痛みが出ないかを確認します。
当院に来院していただいた際に、左上以外にもむし歯を確認したのでカウンセリングにて現在の口腔内の状態のお話と左上の詰め物の材質について聞いて頂きました。
左上は保険の銀歯が入っていましたが、むし歯の再発予防に努めたいとのことでセラミックを選択されました。
後日来院時に症状もなかったため、麻酔下で形を整え治療部位の型と噛み合う上の型を採り、前後の歯と差が出ないよう色見本にて色合いを確認し、技工所へ作成依頼をしました。内面が露出している為この日は仮詰めをしました。
セラミックインレーの装着
装着時は仮詰めしたところについている歯垢等の汚れを取り除き、色合いを患者さまに口腔内で確認していただき、咬み合わせを調整し無事装着することが出来ました。
銀歯は目立っていたけれど周りの歯と馴染んでいてセラミックインレーにしてよかったとおっしゃっていました。
年齢・性別 | 60代 女性 |
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治療期間 | 3ヵ月 |
治療回数 | 3回 |
治療費(税込) | セラミックインレー 132,000円(66,000円×2) |
リスク・注意点 | ・部分的に強い力がかかると、欠けたり、外れたりすることがあります。 |