再発した虫歯を治療後にセラミックアンレーで修復した症例
再発した虫歯を治療後にセラミックアンレーで修復した症例
こちらの患者さまは検診希望にて来院されました。
口腔内とレントゲンを確認したところ、他院で治療したセラミックインレーの周りがむし歯になっていました。
セラミックインレーの除去・虫歯治療の実施
むし歯になっている部位の歯は神経があるため、麻酔を行います。古い詰め物とむし歯を取り除きます。
う蝕検知液（むし歯に感染した歯質を染め出す液）を用いてむし歯が残っていないかを確認し、歯の形を整えます。
セラミックインレーを入れていたのにもかかわらず、むし歯になってしまったので保険適用の銀歯と迷われていたため、カウンセリングを受けていただきました。
お話を伺うと歯科はお久しぶりで歯ブラシも苦手とおっしゃっていました。セラミックを入れたからといってむし歯にならないわけではありません。ご自宅でのセルフケアと定期検診にも通っていただくことの重要性を説明しました。
劣化やむし歯の再発予防をしたいということでセラミックを選択されました。再治療により咬頭を含む形態になったため、被せ物の大きさがセラミックアンレーになりました。治療部位の型と噛み合う上の型を採り、前後の歯と差が出ないよう色見本にて色合いを確認し、技工所へ作成依頼をしました。内面が露出している為この日は仮の詰め物をしました。
セラミックアンレーの装着・治療完了
装着時は仮詰めしたところについている歯垢等の汚れを取り除き、色合いを患者さまに口腔内で確認していただいた後、咬み合わせを調整し無事装着することが出来ました。
元のきれいな状態に戻り大変満足していただきました。
| 年齢・性別 | 40代 女性 |
|---|---|
| 治療期間 | 1ヵ月半 |
| 治療回数 | 3回 |
| 治療費（税込） | セラミックアンレー 77,000円 |
| リスク・注意点 | ・部分的に強い力がかかると、欠けたり、外れたりすることがあります。 |
