歯の定期検診の必要性について|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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歯の定期検診の必要性について

投稿日:2025年8月7日

カテゴリ:スタッフブログ

 

こんにちは。
本日も伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

健康維持のための重要な習慣

私たちの生活の質を向上させ、全身の健康を維持する上で、口腔ケアは欠かせない要素です。その中でも、歯の定期健診は単なる「虫歯の有無」の確認だけでなく、総合的な健康の維持に直結する重要な役割を果たしています。多くの人が「痛みがなければ問題ない」と考えがちですが、症状が現れる前に対処することこそが、健康管理の鍵となります。

 

  1. 早期発見・早期治療の重要性

虫歯や歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどありません。痛みや不快感が現れる頃には、既に症状が進行していることが多いのです。しかし、定期健診を受けることで、これらの疾患を早期に発見し、簡単な治療で済ませることが可能になります。初期の虫歯であれば、簡単な詰め物での処置で済む場合が多いですが、進行すると神経治療や抜歯が必要になることもあります。また、歯周病も進行すると歯の喪失に至ることがあるため、定期健診での早期発見は不可欠です。

 

  1. 口腔内の全体的な健康維持

歯科の定期健診では、単に歯だけでなく、歯ぐきや舌、口腔粘膜など、口内全体の健康状態がチェックされます。これにより、口腔がんやその他の疾患も早期に発見することが可能です。特に口腔がんは、早期発見が予後に大きな影響を及ぼすため、定期健診が命を救うこともあります。

 

また、プロフェッショナルなクリーニング(PMTC)によって、歯石やプラークを除去することができます。家庭でのブラッシングでは取り切れない部分の汚れをしっかり取り除くことで、虫歯や歯周病の予防だけでなく、口臭の改善や歯の美しさの維持にもつながります。

 

  1. 口腔内の健康と全身の健康との関係

口腔内の健康状態は、全身の健康と密接な関係があります。最近の研究では、歯周病が心疾患や糖尿病、さらには認知症などの発症リスクを高めることが明らかになっています。歯周病菌が血流を通じて全身に影響を及ぼし、動脈硬化や心臓病のリスクを増加させるという報告もあります。

 

さらに、妊娠中の女性においては、歯周病が早産や低体重児出産のリスクを高めることが示されています。このように、口腔内の健康は単なる「口の中の問題」ではなく、全身の健康管理の一環として捉える必要があります。

 

  1. 個別に合わせた正しいケアのアドバイス

定期健診では、歯科医師や歯科衛生士から個々の口腔状態に合わせたアドバイスを受けることができます。適切なブラッシング方法やフロスの使い方、食生活のアドバイスなど、日常のケアを改善するための具体的な指導が行われます。

 

たとえば、歯並びや噛み合わせの状態によって、磨き残しやすい部分が異なります。自分に合ったケア方法を知ることで、虫歯や歯周病の再発防止に大きな効果をもたらします。

 

まとめ

歯の定期健診は、単なる「チェック」ではなく、将来の健康への重要な投資です。痛みや不調がなくても定期的に歯科医院を訪れることで、潜在的なリスクを早期に発見し、未然にトラブルを防ぐことができます。全身の健康維持のためにも、ぜひ定期健診を習慣化しましょう。


お困りの方は、さいたま市中央区 予防歯科 伊藤歯科までご連絡ご相談ください​

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