口腔機能について12|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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口腔機能について12

投稿日:2022年8月15日

カテゴリ:スタッフブログ

前回は【抜け替わる時期】についてお話してきました。今回は【歯並びと咬み合わせ:乳歯列】の説明をしていきます

 

【異常がある歯並びと咬み合わせ】について

歯科で行うチェックリストの項目に【機能的因子による歯列・咬合の異常がある】というものがあり、いままでお話しした口呼吸や口腔習癖などの機能的因子が原因とし管理・指導によって改善が見込まれるものが対象となります。(評価時期は3歳以降:乳歯列完成後)評価は大きく別けて以下の2つがあります。

      乳歯列(乳歯が全て生え出て完成した時期)

      混合歯列(乳歯列の内一部が永久歯へ生え変わりしている時期)

   永久歯列(全ての乳歯が抜け替わり永久歯へ移行した時期)

 

【異常がある歯並びと咬み合わせ】の種類について

      乳歯列では【小児歯科学会からの提言】【3歳児歯科健診診断】における不正咬合の判断基準     に準ずるとあり以下のものがそれに該当します。

 

反対咬合:奥歯で咬み合わせたとき前歯が下の歯が上の歯よりも前に出ている状態で

      3歯以上連続している状態(3歯未満は交叉咬合となる)

      差が大きい程しゃくれてくる

上顎前突:奥歯で咬み合わせたとき上の前歯が前に4㎜以上出ている状態

      下の歯と差が大きい程口唇がとじにくくなり無理に閉じようとすると顎に

      緊張(梅干しのようなしわ)や口周りにしわができる

過蓋咬合:下の前歯が上の前歯に4㎜以上覆われて見えない状態

      深く覆われていると顎の動きが抑制される(顎関節症になりやすい)

叢  生:隣り合う歯が少しでも重なっている状態

      歯や顎の大きさがアンバランスな時並びきらずに起こりうる

交叉咬合:左右どちらかに一部交叉している状態

開  咬:奥歯で咬み合っている状態で上下の前歯の切縁が垂直的に隙間がある状態

 

次回は【歯並びと咬み合わせ:混合歯列・永久歯】についてお伝えしていきます

 

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