お口の健康が身体の健康を作る? 生涯医療費を安くする為に歯科検診が欠かせない理由。|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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お口の健康が身体の健康を作る? 生涯医療費を安くする為に歯科検診が欠かせない理由。

投稿日:2023年6月9日

カテゴリ:スタッフブログ

お口の健康と身体の健康の関係性をご存知ですか?

さらには、健康な歯が一生涯にかか費る医療費を安くする事をご存知でしょうか?

生涯医療費とは、「一人の人が生涯で必要となる平均医療費がどの程度かを推移したもの」で2011年の厚生労働省の推計によると日本人の生涯医療費の平均は2,500万円(男性2,400万円、女性2,600万円)です。

 

では、お口の健康と身体の健康の関係を考えていきましょう。

 

成人の歯の本数は28本。歯が全て生え揃っている状態はとても理想的ですが、生えている歯がむし歯でボロボロ・歯周病でグラグラなら健康な口腔環境とは言えません。

 

 

 むし歯を放置すると歯髄まで達して強い痛みを伴います。そして神経の処置や根の先の病気になり、最終的には歯を支える骨まで炎症が起きます。

 

歯周病は歯を支える骨が溶けて、歯が抜け落ちてしまいます。残存歯が少なくなると咀嚼機能の低下により、摂取できる栄養が減り、筋肉量の低下を招き、結果的に身体の健康に影響を与えます。

 

 

そして、歯周病菌は糖尿病・認知症・肺炎・骨粗しょう症・メタボリックシンドローム・低体重児出産のリスクを高めます。
このような状態になると歯科以外の医療費負担が上がってしまいます。

 

既に病気にかかっている方が、お口を健康な状態にすると病気の数値が改善に向かうことが分かっているため、お口の健康と身体の健康は密接に関係しているのです。

 

 

トヨタ関連部品健康保険組合と豊田加茂歯科医師会の共同調査によれば、定期的に歯科健診をしていない人の、65歳の平均医療費は35万円なのに対し、定期的に歯科を受診した人は20万円以下と大幅に安くなったという結果になりました。

 

 

歯が健康な方は、平均医療費が15万円も低くなっているのです。

 

 

 

歯科予防の分野で頻繁に比較される歯科先進国と言われているスウェーデンでは、「80代での歯の残存本数」は21.1本。一方、日本人の残存本数は13.0本です。

 

 

実際にインビザライン・ジャパンがおこなった歯並びと歯の残存数に関する意識調査で「失って後悔している物は?」というアンケートで「歯」が1位をなっています。

 

一度失った永久歯は二度と生え変わることはありません。

 

 

歯は一本抜けると、その抜けた歯を補う為に周囲の歯に負担がかかり、次々と歯を失うことになります。

 

将来の健康の為にも、歯科健診を受け、むし歯の確認をして今の状態を把握し、早期発見・早期治療を心がけましょう。

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