歯の形 本数 機能について|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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歯の形 本数 機能について

投稿日:2023年1月6日

カテゴリ:スタッフブログ

 

みなさんこんにちは。

伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は歯の形とその役割についてお話ししていきます。

 歯の形といっても一人一人多少の形の違いはありますが大抵同じような歯が並んでいます。

 

[前歯]

真ん中からみた時上下左右対称に合計12歯あります。

中切歯、側切歯、犬歯があります。

前歯の大きな役割は、食べ物を噛み切ることです。

最初に噛み切ることで奥歯で効率よく咀嚼するのにちょうど良い大きさにします。

前歯がないと奥歯の負担が大きくなり奥歯のすり減る原因にもつながります。

もし前歯が1本なかったらどうでしょう?

前歯は審美的役割(見た目)も大きいですが発音にとても大きく関係しています。
人の印象は前歯一本無いだけで大きく変わります。

空気がもれてうまく喋ることもできません。

発音は前歯と舌の接触する位置関係にも影響し、歯並びや前歯の裏の形態によっても変わります。

 

[犬歯]

上下左右 合計4歯あります。

肉食の哺乳類では、食物(獲物である動物)に食いつき切り裂くための牙に相当する重要な歯です。犬歯は歯根と呼ばれる歯ぐきに埋まっている部分が最も長く構造的にも強度があります。

前歯、奥歯に比べても比較的最後まで残存しやすい歯といわれています。

犬歯は顎の側方への運動に対して前歯、奥歯にかかる負担を軽減してくれます。

肉食動物の犬歯とは違い、人の犬歯は食べ物を噛む能力より前歯、奥歯の負担を和らげ、

サポート役を担っています。

 

[臼歯]

上下左右それぞれ2個ずつ小臼歯と大臼歯があります。

上下左右 合計16歯あります(親知らずを含まない)

 

[小臼歯]

上下左右 合計8歯あります。

小臼歯は食べ物を引き裂く役割を持っています。

矯正治療で抜歯されてしまう代表的な歯ですが、とても重要な役割を担っています。

小臼歯には下アゴが奥に下がらないようにするストッパーの役割や顎関節の機能を守り、噛み合わせを安定させる働きがあり噛み合わせの基準点にもなってきます。

もし1本で も失うと噛み合わせと顎の動きに大きなダメージを与える事になってしまいます。

 

[大臼歯]

上下左右 合計8歯あります。
小臼歯同様に大臼歯は食べ物をすり潰したり、噛み砕いたりする役割があります。
その中で一番重要な役割を担っているのが第一大臼歯です。

第一大臼歯は噛む力が一番強く、噛み合わせの基本となる大切な歯です。
大臼歯は1本失うだけでも物を噛み砕く能力が約40%も低下するといわれています。

また、上の前歯が抜けるとサ行、臼歯が抜けるとハ行、ラ行が発音しにくくなって、言葉が不明瞭になったり、顔の輪郭が変わって、表情が老けて見えやすくなります。

また臼歯が安定していて、しっかり噛める環境であればなんでも噛むことができ、力も入ります。 

臼歯がなかったりアンバランスだと瞬発的な力や踏ん張る力が入らないばかりか、姿勢にまで影響が出ます。

しかし臼歯は比較的見えにくい部位にあるため歯ブラシも届きにくく汚れが残りやすいです。

そのためむし歯にもなりやすいので歯ブラシやフロスを行い定期的なメンテナンスにも通いましょう。
自分の歯の本数を知りたい方やメンテナンスを行いたい方はさいたま市伊藤歯科医院でお待ちしております。

 

 

 

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