唾液検査で分かること!検査結果を活かすためのアドバイス
投稿日:2026年2月16日
カテゴリ:スタッフブログ
唾液検査は、お口の“今の状態”を数値で見える化できるとても有効な検査です。見た目だけでは分からない虫歯や歯周病のリスクを把握し、将来のトラブルを未然に防ぐための大切なヒントが詰まっています。今回は、唾液検査で分かることと、その結果を日常生活にどう活かせるのかを詳しくご紹介します。
唾液検査で分かる主な項目
① むし歯菌の量 代表的なむし歯菌であるミュータンス菌などの量を測定します。菌が多いほどむし歯リスクは高くなります。
② 唾液の分泌量 唾液はお口の中を洗い流す「天然のうがい薬」です。分泌量が少ないと、細菌が増えやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
③ 唾液の緩衝能(酸を中和する力) 食事をするとお口の中は酸性になります。唾液にはその酸を中和する働きがありますが、この力が弱いと歯が溶けやすい状態になります。
④ お口の清潔度(プラークの状態) 細菌の活動性や酸の産生能力などを確認することで、現在の口腔内環境が分かります。 伊藤歯科での検査結果を日常生活にどう活かす? 唾液検査の最大のメリットは、「自分に合った予防法」が分かることです。
検査結果をもとに一人一人に合わせた内容でアドバイスが出来ます!仕事や育児が忙しく歯磨きの時間が取れない、夜勤勤務もあり歯磨き、食事のタイミングがバラバラなどの個人のライフスタイルによってのご提案をしています。
■ むし歯菌が多い方へのアドバイス
・歯みがきは1日2〜3回、特に就寝前は丁寧に
・フッ素配合歯みがき剤を使用する
・甘い飲み物や間食の回数を減らす フッ素は歯質を強化し、再石灰化を促進します。市販の高濃度フッ素配合歯みがき剤の活用もおすすめです。
■ 唾液量が少ない方へのアドバイス
・よく噛んで食べる(ガムも効果的)
・こまめな水分補給
・口呼吸の改善 特にデスクワークの方は口が乾きやすい傾向があります。意識的に水分を摂ることが大切です。
■ 緩衝能が低い方へのアドバイス
・ダラダラ食べを避ける
・食後は水やお茶で口をゆすぐ
・キシリトールガムの活用 酸性状態が長く続かないようにすることがポイントです。
唾液検査は“予防歯科”の第一歩 近年では、予防歯科の重要性が広く知られるようになりました。例えば、厚生労働省が推進する「8020運動」は、80歳で20本の歯を残すことを目標にしています。歯を守るためには、治療よりも予防が大切です。
唾液検査は痛みもなく、短時間で終わる簡単な検査ですが、お口の健康状態を科学的に分析できる非常に優れた方法です。
まとめ
唾液検査では、「むし歯になりやすいか」「歯周病リスクは高いか」「唾液の働きは十分か」といったことが分かります。そして最も大切なのは、結果をもとに生活習慣を見直すことです。 歯みがきの方法、食生活、生活習慣を少し工夫するだけで、お口の環境は大きく改善します。自分のリスクを知り、自分に合った予防法を実践することが、生涯健康な歯を守る近道です。 歯医者は「痛くなってから行く場所」ではなく、「守るために通う場所」です。唾液検査をきっかけに、ぜひご自身のお口の状態をチェックしてみてください。未来の歯の健康は、今日の小さな習慣から始まります。 唾液検査が気になる方はさいたま市の伊藤歯科医院までご連絡ください。
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