ブラキシズムと睡眠
投稿日:2026年2月5日
カテゴリ:スタッフブログ
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
みなさんは、「ブラキシズム」聞いたことはありますか?
歯ぎしりやくいしばりのこととお伝えすれば、何となく自分もやっているかもと思い当たる方もいらっしゃるかもしれません。
歯をギシギシとこすり合わせる「グラインディング」
歯を強く噛みしめたり、くいしばる「クレンチング」
上下の歯を小刻みに動かしてカチカチとあてる「タッピング」
などがあって、これらの動作・習癖を総称してブラキシズムといいます。
では、このブラキシズムは、お口の中にどのような影響を与えてしまうのでしょうか?
お口には、歯ぎしりをしたり、くいしばるたびに大きな力がかかっています。
その力は、通常の咬合力の6〜7倍位あるとも言われています。
この強い力によって、お口の中にさまざまな影響を及ぼします。
・歯の咬耗(すり減り)
・歯冠破折(歯の頭が欠ける)
・歯の欠け
・詰め物の破壊、脱離
・歯ぐきの退縮
・あごの骨の吸収
・原因不明の歯の痛み
・知覚過敏
など
ブラキシズムの大きな問題は、無意識のうちに行われているということです。
なぜ無意識かというと、夜間寝ている時にしていることが多いからです。
朝起きて、あごに不快感や痛みが生じることはありませんか?
もしかしたら、寝ている間の歯ぎしりやくいしばりが関係しているかも知れません。
睡眠は、大きく分けてノンレム睡眠とレム睡眠に分けられます。
ノンレム睡眠とレム睡眠は、90〜110分で交互に現れて、睡眠周期をつくり、一晩に3〜4回繰り返されます。
寝ている間の歯ぎしりやくいしばりの大半は、ノンレム睡眠からレム睡眠に移行する時の浅いノンレム睡眠の時に発生し、睡眠が浅くなる現象に伴って出現することが多く、睡眠の質と関わっています。
睡眠の質が低下すると歯ぎしりやくいしばりは起こりやすくなるので、質のよい睡眠に改善することで、軽減できるかも知れません。
例えば、
・睡眠環境をよくする・・・寝室の明るさ、音、温度などを調節する。
・睡眠習慣を改善する・・・適切な睡眠時間をとる。
・食事や嗜好品の制限・・・寝る前に食べたり、カフェインをとらない。
など。
それでも、歯ぎしりやくいしばりの改善がみられない場合は、スプリント療法を行います。
スプリント療法とは、歯同士が当たってすり減ったりしないように、歯型に合わせて作ったマウスピースで上の歯を覆い、歯を保護する方法です。
この療法のよい点は、副作用がないこと、もし問題が起きても、すぐにマウスピースを外せば、もとのお口の状態に戻れることです。
もし、気になる症状などがあれば、まずは歯科医院を受診しましょう。
お口の中で気になることがありましたら さいたま市中央区歯科 伊藤歯科医院までご連絡下さい。
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