歯石ってなに?予防法はある?|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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歯石ってなに?予防法はある?

投稿日:2024年4月1日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。本日は歯石についてお話ししていきます。

まず歯石とはお口の中の汚れであるプラークが残ってしまうことで、唾液などに含まれるカルシウムと結合し、石灰化したものです。そのため、唾液の大きな出口近くにある下の前歯の裏側や上の奥歯の表側に歯石がつきやすくなっています。長い期間ついているとより硬くなり、除去が困難になります。表面がザラザラしているため、歯石の上にプラークが残りやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

歯石は歯ぐきの上につくものと歯ぐきの下につくものに分けられます。上につくものは白色〜クリーム色をしています。下につくものは血液が混じるため褐色〜黒色をしています。下につくものは肉眼でチェックすることが難しいため、プラークや細菌が停滞しやすく、歯周病の悪化の原因になります。

歯石がついてしまうことを予防するためには、歯石の原因であるプラークをしっかりと落とすことが重要になります。

プラークを落とすということは毎日の歯磨きが大切です。歯の表面は歯ブラシの毛先をしっかりと当て、小刻みに動かし歯と歯ぐきの境目まで磨きます。この際力の入れすぎには注意しましょう。磨きにくいところは歯ブラシのつま先やかかとを使用し、タフトブラシなども活用すると良いでしょう。歯と歯の間はデンタルフロスや隙間の大きなところは歯間ブラシを通しましょう。デンタルフロスは汚れをかき出すように動かし、歯ぐきを傷つけないよう優しい力で操作します。歯間ブラシは歯ぐきを傷つけてしまったり、汚れが落としきれない原因になるため、サイズのあったものを選びましょう。プラークは約48時間で硬くなり、ご自身で落とすのが難しくなると言われているため、注意しましょう。

歯石はその名の通り石のように硬いため、歯ブラシなどで除去することができません。無理に自分で除去しようとしてしまうと、歯や歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあるので、ついてしまった歯石は歯科医院で除去してもらいましょう。歯石を除去した後は今まで空気やお水などに触れていなかったところが触れるようになるため、一時的に知覚過敏の症状が起こりやすくなります。ほとんどの場合、1〜2週間で収まります。

歯石はそのものは悪さをしませんが、汚れが溜まりやすくなり悪影響があります。原因となるプラークをしっかりと落とし、歯石がつかないようにしていきましょう。ついてしまった場合は無理に除去せず、歯科医院で除去するようにしましょう。

さいたま市で歯石、歯磨きにお悩みの方はぜひ伊藤歯科医院にお越しください。

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