突然歯がしみる!これって虫歯?知覚過敏?
投稿日:2023年5月22日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!
みなさんは ある日突然歯がしみる!という経験はありますか?
特に何もしていないのにいきなり歯に痛みがあったら不安になりますよね。
今日は歯がしみる原因や対策についてお話ししたいと思います。
原因①歯茎を傷つけている
一生懸命歯磨きやフロスをしているのに痛みがある。虫歯かもしれない!と受診される患者様が意外と多いです。
・合わないハブラシを使用している
・歯を磨く圧が強すぎる
・フロスを深く入れすぎてしまっている
ということが考えられます。
先生や衛生士に自分に合った歯ブラシや磨き方をしっかり確認してみましょう!
原因② 歯が割れてしまっている(破折)
外傷や歯ぎしり、食いしばりなどが原因で歯の頭の部分や根の部分にひびが入ってしまう場合があります。
神経のある歯にヒビが入ると、しみたり、ズキズキとした痛みが出ることがあります。
神経のない歯だと歯茎が腫れる、歯茎にできものができる、噛むと違和感があるなどの症状が出てきます。
歯が割れてしまうと詰め物をするか、最悪の場合
抜歯をしないといけなくなってしまうかもしれません。
歯ぎしり、食いしばりの予防として寝ている時にマウスピース(ナイトガード)を使用するのがおすすめです。
当院では噛む力を緩和するボツリヌストキシン注射も取り入れています!
興味のある方はぜひお問い合わせください!
原因③歯の根本の露出
噛む力が強く歯に圧がかかり根本の部分が削れてしまったり、歯周病が進行し歯茎が下がっていくことで歯の根元が露出していきます。
歯茎の中の部分はエナメル質に守られていないためしみる症状が出やすいです。
こちらはしみ止めの使用や、削れた部分を樹脂で埋めることで症状の経過をみていきます。
原因④虫歯
虫歯が進行していくと冷たいものだけでなく熱いもの、甘いものなどもしみることがあります。
知覚過敏が原因だとしみるのは一瞬ですが
虫歯が原因の場合、痛みが持続することが多いです。
熱いものがしみる場合は虫歯が進行している可能性が高いです。
歯が黒い気がする、痛みがあるなど症状が出た場合は
すぐに歯科を受診しましょう。
特に日常的に甘いものや酸性のものを多く口にする方は要注意です。
虫歯にならないためには食後や間食後にしっかり歯磨きをして定期検診で予防していくことが大切です。
歯がしみる原因はたくさんあります。
そして何より予防が大切です。
自分の歯の状態をしっかり確認して、大切な歯を守っていきましょう!
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