オーラルフレイル お口の衰え|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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オーラルフレイル お口の衰え

投稿日:2025年6月16日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさん、こんにちは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

最近耳にするようになった、『オーラルフレイル』。聞いた事はあるけれど、どういう意味かわからない方も多いと思います。

今回は『オーラルフレイル』についてお伝えさせていただきます。

オーラルフレイルとは、日本歯科医師会の「8020運動」の一環として推進されているもので、口の機能の低下を示す概念です。

加齢による衰えのひとつで、口腔機能が低下しつつある状態を指します。

オーラルフレイルの特徴は「適切な対処を行うことで機能低下を改善できる」ということです。

《原因》加齢によるもの。年齢を重ねるごとに生活範囲が狭くなり、不安定になりやすく、それにともない口腔内の健康状態を維持する意欲が減退していく。加齢によって生じる身体的、社会的機能の低下に対して適切な対処を行わないことが大きな原因になる。

《症状》食べこぼし、飲み込む時のわずかなむせ、柔らかい食事を好むようになる、歯が抜けたままになっている、口の中が乾きやすい、滑舌が悪くなるなど、結果として食欲の低下などがあります。オーラルフレイルは歯周病やむし歯などで歯を失い残っている歯の数が減ることによって段階的に引き起こされます。

オーラルフレイルを放置すると、栄養状態が悪くなったり、食事が楽しめなくなったり、全身のフレイルにつながってしまいます。

≪対策≫1.口の中の清潔を保つ 毎食後、丁寧に歯みがきをし、定期的に歯科医院に通いクリーニングを行ない歯科医師・歯科衛生士によるチェックを受けましょう。

2.口の機能を維持・改善していく 口腔体操やマッサージをして口の周りの筋肉を鍛えましょう。

・パタカラ体操 「パ」「タ」「カ」「ラ」と全力で筋肉を意識しながら発音することで口の周りの筋力を鍛えることができます。

・唾液腺マッサージ 耳の下や顎の下などをマッサージすることで、唾液の分泌を促しお口の乾燥を防ぎます。

・舌の体操 舌を上下左右に動かしたり、内側の粘膜に触りながら舌を動かすと筋力アップや唾液腺の分泌を促すことができます。

1人で食事をするのではなく、家族や友人と一緒に楽しく食事をしましょう。

ささいな口腔機能の衰えに気づいたら、早めに歯科医師・歯科衛生士にご相談ください。

『健口』維持できるように、日頃から意識していきましょう。

口の衰えなど気になることありましたら 与野本町 伊藤歯科院までご相談ください。

 

 

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