むし歯治療と症状|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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むし歯治療と症状

投稿日:2025年5月19日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさん歯科医院に行くのが怖くてむし歯を放置していませんか?今回はむし歯を放置するとどうなってしまうのかについてお話していきたいと思います。

1度むし歯になってしまうと基本的に自然に治ることはありません。

むし歯の症状は以下のようなものがあります。

C0:むし歯の初期段階で、歯の表面が白く濁っている状態です。この段階でハミガキを頑張ればなおる可能性もあります。C0の段階ではまだ痛みなど自覚症状はありません。C0のむし歯は、放置するとむし歯が進行しC1、C2と進行してしまう可能性があります。

そのために歯科医院でフッ素塗布や定期的な歯科検診などが大切になってきます。

C1:歯の表面のエナメル質が溶け、小さな穴が開いた状態です。痛みは無いですが、ハミガキでは治りません。C1のむし歯を放置するとエナメル質から象牙質へむし歯が進行しC2やC3に悪化する可能性があります。

C1の状態であれば痛みを伴わずに治療を1回ですませることが可能です。早めに歯科医院に受信し早期治療や日頃の歯磨き定期的な検診でむし歯の早期発見と予防につなげましょう。

C2:象牙質まで進行した状態です。象牙質はエナメル質よりも歯質が柔らかく進行が早まります。人によっては痛みが出ることもあります。C2のむし歯を放置すると、むし歯がさらに進行し、歯髄(神経)にまで達するとC3やそれ以上に重症化につながる可能性があります。むし歯が歯髄に達すると、ズキズキした強い痛みや、冷たいもの、甘いものが染み、日常的に痛みを感じるようになります。

C2のむし歯は、むし歯の部分を削り取り、レジンや金属などの詰め物で補填する治療を行います。治療によって改善できる可能性が高いですが放置すると治療が困難になり、神経を取る治療や抜歯が必要になります。

C3:歯髄(歯の神経)までむし歯進行した状態です。C3のむし歯を放置すると歯髄が機能しななり、最終的には歯を失ってしまう可能性があります。神経を抜く(抜髄)の治療と根の中の洗浄・消毒を行う根管治療が必要になってきます。

C3のむし歯は早めの治療が必要です。痛みがなくても歯科医院に受診し適切な治療を受けるようにしましょう。

C4:むし歯が歯の根っこまで達し、歯冠(歯の頭部)がほとんど崩壊してる状態です。

C4のむし歯を放置すると、歯を残す治療が困難のため抜歯が必要になることが多いです。抜歯後はブリッジ、入れ歯、インプラントなどで歯を補うこと必要があります。また、歯のまわりの歯茎や顎の骨にまで炎症が広がり骨髄炎などの重症化につながります。

むし歯は初期の段階で治療すれば歯を保存できる可能性があります。 

定期的に歯科医院に行き定期検診、メンテナンスを受けむし歯予防、早期発見、早期治療に心がけましょう。

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