毎日の歯磨きの歯ブラシの動かし方のポイントについて
投稿日:2025年6月30日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は歯ブラシの動かし方についてお話しします。歯ブラシの動かし方は歯並びなど口の中の状態によって少しずつ異なりますが、本日は基本的なポイントについてお話しします。
はじめに歯ブラシの毛先を歯の面に当てます。歯と歯ぐきの境目にしっかりと沿わせる事が重要です。鏡で確認しながら当てるようにしましょう。
次に歯ブラシを毛先が広がらない程度の力で動かします。およそ150〜200gです。歯ブラシを握るように持ってしまうと力が余分にかかりやすいことや手指での細かい動きが難しいため、鉛筆と同じように持ちましょう。動かす際は歯1〜2本分の幅で小刻みに動かします。1ヶ所に対して20往復程行う事が望ましいです。
前歯は歯ブラシを横に動かすだけではサイドの汚れをしっかりと落とす事が難しい場合があります。その場合は歯ブラシを縦に持って磨く事をおすすめします。縦磨きで磨く際も歯と歯ぐきの境目を意識して細かく歯ブラシを動かします。表側は唇で隠れる部分に汚れが残りやすいため唇をよけて磨くようにしましょう。裏側を磨く時は歯ブラシのつま先やかかとの部分を活用し汚れをかき出すように磨きます。
奥歯を磨く際は表側を磨く時に大きく口を開けてしまうと頬が張ってしまい磨きにくい場合があります。その場合は下の歯は口を少し閉じ気味に上の歯は完全に口を閉じて、頬の力を緩めるとスペースが出来るため磨きやすくなります。裏側は歯ブラシの毛先を約45度程度で当てるようにしましょう。下の奥歯は舌が邪魔になりやすいので意識して舌をよける、歯ブラシを舌の内側に入れ込むなどしてしっかり歯ブラシを当てましょう。奥の歯が他の歯よりも背が低く磨きにくい時は歯ブラシを斜めから入れ、毛のつま先部分を使用すると歯ブラシがしっかりと当たりやすくなります。
毎日の歯磨きはむし歯や歯周病を予防するためにとても重要です。特に夜寝る前の歯磨きは唾液の分泌量が低下しむし歯のリスクが高まるため特に丁寧に行うようにしましょう。歯ブラシで歯の面の汚れをしっかりと落とし、歯ブラシだけでは汚れが落ちない歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシも合わせて使用するように心がけましょう。
毎日歯磨きを行う上で磨きにくい所や何か相談したい事があればお気軽にスタッフにお声掛けください。歯ブラシの動かし方を確認し、アドバイスをさせていただきます。
さいたま市で歯磨き、むし歯、歯周病予防にお悩みの方は伊藤歯科医院にお越し下さい。
■ 他の記事を読む■