歯の神経の治療中に気を付けること|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

抜かない・削らない治療

お問い合わせ・メール相談

駐車場13台

訪問歯科対応

キッズルーム

048-857-5441

予約制埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-11-12

第2駐車場の使用区画変更のお知らせ【2月26日(月)より】

歯の神経の治療中に気を付けること

投稿日:2021年9月24日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。伊藤歯科医院のブログをいつもご覧下さりありがとうございます。

今回は、歯の神経を取った時、治療中に気を付けることをお伝えしようと思います。

ちなみに、歯の神経とは?

歯の神経とは、歯髄(しずい)とも呼ばれています。歯髄は、神経線維、リンパ、血管などがあり、歯に栄養を与えています。

歯は、硬いエナメル質、その内側の象牙質と硬い組織で出来ていますが、歯髄はその中心に位置している為外側からは見えません。歯が折れてしまったり、虫歯が進行して深くまで達してしまうと神経が、お口の中のばい菌に感染したり、露出したことによるダメージが出てきます。また、上記の事がなくても、歯を強くぶつけたりした場合、歯周病が進行した結果、神経に細菌感染が起きることでも神経にダメージが出て、神経を取る治療が必要になることもあります。

神経を取る治療をすると、歯は血液やリンパの循環がなくなる為、栄養不足になりもろく、弱くなります。更に、歯の感覚がなくなる為虫歯の痛みに気付きにくくなります。また、神経を取る為に歯に穴をあけて、神経を取り除く為、歯の奥までお口の中のばい菌が侵入する経路が確保されることになります。

残念ではありますが、神経を取る治療をしたは歯は寿命が短くなる傾向にあります。ですので、予防をしてなるべく神経をとる治療にならないようにしましょう!!

しかし、神経を取る治療をしなければ、痛みにより日常生活に支障が出たり、歯の中にばい菌が増殖して更に重症化して抜歯に直結することもあります。

伊藤歯科医院では、神経を取る治療は必要な時のみ行います。神経を取る治療はとても繊細な治療で難しく回数がかかります。神経を取った歯の状態(根の形、本数、細い、太い)によります。歯医者さんの先生の腕にももちろん左右されることもありますが、患者さんの協力により成功率は変わります。

歯の神経を取った時や、治療中に気を付ける事は、

①神経を取った直後の歯は治療の刺激がでることもありますので、痛みが出たら痛み止めを服用して下さい。身体が温まると痛みを感じやすいため、血行が良くなる行為は控えた方が無難です。

②神経を取った歯は、強く噛まないようにして下さい。(破折してしまうことがあります)

③神経の治療中は、定期的に歯科医院に受診して、神経を取った穴=根管を清潔にする治療を受けて下さい。(期間があくと、根管が汚れてきたり、中のばい菌が増殖して痛みやダメージがでてくることがあります。治療もふりだしにもどってしまいます。最悪抜歯になってしまうことがあります。)

④お口の中のばい菌を減らすことをして下さい。(丁寧な歯ブラシや歯間ブラシ、洗口液を使用するなど)お口の中のばい菌の数が多いと、根管に侵入するばい菌の数や感染のリスクが高くなり、治療も長引くことがあります。

⑤歯だけではなく身体の健康管理をして下さい。ばい菌に感染している神経の場合は、歯の根の奥までばい菌がいる為、体の抵抗力(免疫)にも関わりがあります。

⑥仮詰めや仮歯が取れたら来院して下さい。お口の中のばい菌が侵入して中に入り込んでしまいます。

以上が歯の神経を取った時や、治療中に気を付ける事となります。

神経を取ってがっかりすることもありますが、しっかり治療をして、再発予防をすれば歯の寿命も変わるかもしれません!!

伊藤歯科医院では、マイクロスコープや、ニッケルチタンファイルなどを使用して精度が高い精密根管治療を行っております。

さいたま市中央区で精密根管治療ができる歯医者さんをお探しの方は伊藤歯科医院までご連絡下さい。

 

 

トップへ戻る