みなさんこんにちは！5月も中旬になり暑い日が増えてきました。ただ朝夜は少し涼しかったりするので体温調節をして風邪をひかないように注意しましょう！

今回は気になるお口のにおいについてです。ふとした時やマスクをしている時、あれ？と気になったことありますか？お口のにおいでも様々な原因がありそれに対する対処法を簡単にお伝えしていきます。

口臭の大部分がお口の中の期待に由来します。

その主な原因物質が揮発性硫黄化合物です。

硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドがありなかでも硫化水素とメチルメルカプタンが90%を占めると言われてます。

においの原因は？

・歯に溜まった汚れ

歯に長く溜まった汚れは次第に固くなり歯ブラシで取れなくなります。長く残った汚れはにおいのもととなります。歯科医院に来れば固くなった汚れもとることができるため定期的な通院をおすすめします。

 

・穴のあいたむし歯

むし歯で穴が空いているところには食べかすや汚れが溜まりやすいです。そのままにしておくとむし歯が進行するだけでなく、においのもとになります。そのため早期発見、早期治療をおすすめします。

 

・歯周病

歯周病菌には様々な種類がありますが、その中の1つに先ほどお話しした、メチルメルカプタンを発生させる細菌がいます。歯周病は歯周ポケットが深くなるほどセルフケアが難しくなり知らない間に進行していることが多いです。進行や早期発見をするためにも定期健診をおすすめします。

 

・舌苔

舌には小さな突起が無数に存在しその隙間に汚れが溜まります。これが舌苔です。舌には薄っすらと汚れがつくことは誰しもあることですが蓄積され厚くなった舌苔には細菌が住みつきやすくなり不快な口臭の原因になります。セルフケアで舌ブラシで綺麗にすることで汚れの蓄積を防ぐことができます。

 

・汚れた入れ歯

入れ歯にも汚れはつきます。そのため汚れがついたままにすれば口臭の原因になります。そのため毎日入れ歯をブラシで綺麗にしたり、洗浄剤などで定期的に洗浄することをおすすめします。

 

・つけっぱなしの仮歯

仮歯は本番の被せ物ができるまでのあくまで仮のものです。たまに仮歯のまま治療をせずそのままになっている方がいます。仮歯は長期に使用するとプラスチックのため欠けやすく、被せた歯との間に隙間ができたりします。その隙間などに汚れが入り込みにおいの原因になることがあります。そのため治療は中断せずしっかりと歯科医院に通うことをおすすめします。

 

このようなお口の中が原因の場合には、歯科医院でにおいのもとを治療してもらったり、掃除の仕方を教えてもらうことでお口のにおいが改善することもあります。もし口臭に悩んでいる方は気軽に相談してみてください。

また口臭には、糖尿病や内臓疾患などの全身疾患が原因になっていることもあります。そのような全身疾患が疑われる場合には内科に受診をしましょう。