歯がしみる原因は?|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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歯がしみる原因は?

投稿日:2023年2月10日

カテゴリ:スタッフブログ

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

2月に入り、まだまだ寒い日が続き、冷たい風や冷たいお水で歯がしみるという症状がでたことはありませんか?今回は、知覚過敏についてお伝えしたいと思います。

知覚過敏とは、歯ブラシの毛が触れたり、冷たい物、冷たい空気にあたった時などに感じる一過性の痛みで、刺激がなくなると痛みも消失し、痛みのありかがはっきりしないという特徴があります。

歯は、口腔内に露出して白く見える部分を歯冠といい、歯肉に埋まった根の部分を歯根といいます。

歯冠は、歯髄(中心の神経)、それを囲む象牙質、そして象牙質を覆うエナメル質という3層の構造になっています。

象牙質には、歯髄(中心の神経)につながる無数の穴(象牙細管)があいているため、象牙質が露出してしまうと、象牙質の穴を通して受けた刺激が神経に伝わり痛みを感じてしまいます。

歯が健常な状態であれば、象牙質はエナメル質と歯肉に覆われていて、冷たさなどの刺激から守られています。しかし、エナメル質が削れてしまい象牙質が露出することで知覚過敏の症状がでてしまいます。

知覚過敏には、いくつかの原因があります。

・加齢や歯周病で歯肉が退縮し、歯肉の位置が下がり、歯の根元が露出し刺激が伝わりやすくなった。

・歯ぎしり、歯のくいしばりにより、エナメル質の摩耗や亀裂により象牙質が露出してしまった。

・間違った歯の磨き方により、エナメル質がすり減ってしまった。

・歯石を除去した後、敏感になり、刺激が伝わりやすくなった。

・ホワイトニングの薬剤が歯に浸透し、一時的に痛みが発生した。

などが原因としてあげられます。

しみるからといって、十分な歯磨きができていないと、症状が悪化してしまうことがあります。

歯の磨き方は、力を入れすぎないように、えんぴつを持つ持ち方で小刻みに動かし、歯の一本一本を丁寧に磨きましょう。しみる場合は、やわらかめの歯ブラシを使い、ぬるま湯でゆすぎましょう。

硝酸カリウムという薬用成分が配合された、知覚過敏用の歯磨剤を継続的に活用することで症状を抑える作用が期待できます。

歯科医院で行う治療としては、治療薬やレジンという材料を使ってコーティングする治療法があります。

歯ぎしり、歯のくいしばりが原因の場合は、ご自身に合ったマウスピースを作製し、就寝時に装着して、歯のダメージを軽減させるという方法があります。

しみる原因はむし歯の場合もあるので、気になる症状がある場合は、まず診断を受けることが大切です。

お口の中で気になることがありましたら、伊藤歯科医院までご連絡下さい。

 

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