マスクと口呼吸と口腔ケアの関連について|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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マスクと口呼吸と口腔ケアの関連について

投稿日:2022年11月24日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は、マスクと口呼吸と口腔ケアの関連についてお話しします。

コロナウイルス感染症が流行して、働き方や生活様式がずいぶん変わりました。
マスクの着用は当たり前のこととなり、今後も感染症対策のために継続していくでしょう。
ただ、マスクには口腔環境を悪化させるデメリットもあるので要注意です。

マスクをすると息がしずらくなり、口呼吸になりがちですし、口の中の温度が高くなります。口呼吸を続けていると、唾液が少なくなることで口の中が乾燥し、唾液による抗菌作用も減り免疫力が低下してしまいます。


唾液には歯や歯ぐきを守り、悪玉菌の増加を抑える働きがあるので唾液が減ると口の中の状態がどんどん悪化してしまいます。
また、口の中の温度が高いと病原菌が増殖しやすい環境になってしまいます。
二つの意味で病原菌が増殖しやすく、感染症にかかりやすくなります。

ほかにも口呼吸のデメリットは、カゼをひきやすい、酸素の摂取量が減る、睡眠無呼吸症候群をまねきやすいなどあげられますが、なんといっても大きいのが
「むし歯や歯周病、口臭のリスクになること」です。
そうならない為にも鼻呼吸に切り替えましょう。

とくにお子さまの口呼吸が増えています。
硬いものを食べない、よく噛まない、口呼吸がくせになっていると、お口周りの筋肉である口輪筋(こうりんきん)の筋力が低下してしまいます。


口輪筋(こうりんきん)の筋力が落ちるとさらに「ポカン口」がくせになるため、悪循環になりやすくなります。
鼻炎などで鼻がつまって口呼吸になっている場合は耳鼻科での鼻つまりの治療をしましょう。そのままにしていると、歯並びの悪化にも影響してきます。
口呼吸のお子さんは、舌が下あごの位置にある傾向がつよく、下あごばかりに力が加わると下あごの成長ばかりが促進され、上下のあごがはんたいになる「受け口」になりやすいです。
また、唇の筋力も落ちることで前歯を内側に抑える力が衰え、出っ歯にもなりやすいとされています。
習慣やくせで口呼吸になっている場合には、舌の位置を変えたり、筋機能矯正(きんききのうきょうせい)を受けることで改善することもあります。

定期的な健診時やクリーニング時などご自身やお子様の口呼吸やお口の乾燥でお困りの際はご相談ください。

 

お困りの方は、さいたま市中央区 予防歯科 伊藤歯科までご連絡ご相談ください。

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