更年期に起こりやすい口腔症状|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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更年期に起こりやすい口腔症状

投稿日:2023年11月29日

カテゴリ:スタッフブログ

 いつも、ブログをご覧いただきありがとうございます。
 更年期に起こりやすい口腔症状には、口腔乾燥症・舌痛症・味覚障害などさまざまな症状があげられます。
今回は、口腔症状の中でも多くみられる、口腔乾燥症についてです。
 女性ホルモンであるエストロゲンは、女性の心身を護っていますが、更年期におけるホルモンの変化は、さまざまな心身の変化をもたらします。
エストロゲンは、その受け皿になる受容体に結合することにより、強い効果を発現します。受容体は、ほぼ全身に分布しており、口腔領域では、顎骨や唾液腺などに存在しています。
 更年期では、のぼせ・発汗などの典型的な更年期症状だけでなく、エストロゲンの受容体が唾液腺や口腔粘膜に存在しているため、エストロゲンの減少なども影響し、口腔乾燥症などの口腔症状が現れることがあります。
口腔乾燥症は、
・口の中が乾いた感じがする。
・食べ物が飲み込みにくくなる。
・会話がしにくい
・口の中がネバネバする といった症状が現れます。
 唾液には…
・口の中の汚れを洗い流す。
・酸を中和して中性に保つ。
・細菌の繁殖を抑える。
などの働きがあるため、唾液が減少してしまうことで、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
 唾液腺は、自律神経に支配されているので、女性ホルモンの低下にともなう自律神経の失調も唾液分泌の低下をもたらしている可能性もあります。
セルフケアとしてできることとして、唾液腺マッサージがあります。
唾液腺とは、唾液を分泌する器官で、耳下腺、舌下腺、顎下腺の大唾液腺と、小唾液腺があり、1日平均1〜1.5リットル分泌されます。
唾液腺マッサージは、大唾液腺をマッサージすることで、唾液の分泌を促すものです。
耳下腺→指数本を耳の前に当て10回程円を描く。
舌下腺→顎の中心あたりに、両手の親指を揃えて10回程ゆっくり押し当てる。
顎下腺→顎のラインの内側のくぼみの部分3〜4ヶ所を順におす。各ポイント5回ほど。
 また、口腔内の乾燥には、保湿剤の使用もオススメです。
・ジェルタイプ…保湿力、持続力が高い。→口の中がカラカラ、ヒリヒリする方。
・スプレータイプ…即効性が高く、簡便でスッキリする。→口の中がネバネバする方。
など、症状に合ったものを選ぶとよいです。
 ストレスがあると、交感神経が強く働いて、唾液の分泌が抑制され、反対に、リラックスした状態では、副交感神経が優位になり、サラサラした唾液が多く分泌されるので、自律神経を整えてリラックスすることや、規則正しい生活を送ることも大切です。
 口腔内をキレイに保つことも大切なので、健診や歯のクリーニングを定期的に受けましょう。

 

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