オーラルフレイル|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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オーラルフレイル

投稿日:2025年11月28日

カテゴリ:未分類

 みなさんこんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
 今回は、オーラルフレイルについてお伝えしようと思います。
 まず、フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の段階にあって、加齢や疾患などによって身体的、精神的なさまざまな機能の低下がみられる状態です。
 フレイルは、要介護状態の前段階と考えられていますが、適切な介入により、再び健康な状態に戻ることも期待できます。
 フレイルには、筋肉の衰えによる「身体的フレイル」、うつ病などによる「精神的フレイル」、外出などが減り社会とのつながりが減る「社会的フレイル」、口・舌・喉などの機能が衰える口の老化「オーラルフレイル」などがあります。
これらのフレイルが連鎖することで老いが進み、介護が必要になる可能性が出てきます。
その連鎖の入口がどこから始まるかは人それぞれですが、口の機能は、「食べる」「話す」「呼吸」に大事な役割を担う生命の源なので、オーラルフレイルが進行すると要介護のリスクが高まってしまいます。
オーラルフレイルは、口腔機能(食べる・飲み込む・話す・唾液の分泌)が虚弱になり、栄養や体力が低下してしまう状態のことです。
例えば、食欲があっても歯の本数が少なかったりすると、本人は何でも食べているつもりでも、無意識に噛めない食品を避け、手早く空腹が満たされる軟らかい麺類などを中心とした食生活に変化してしまい、栄養バランスが悪くなってしまいます。
また、咀嚼を必要とする肉類を食べる機会が少なくなると、タンパク質が不足し、筋肉量が減って、身体機能はさらに落ちてしまいます。
このように、ささいな口腔機能の低下は気づかぬうちに少しずつ心身の機能低下にまでつながってしまいます。
・オーラルフレイルチェック
□口が乾く
□食事中によくむせる
□固いものが食べにくい
□声がかすれる
□食後、口の中に物が残る
□食べ物が飲み込みにくい
□食べこぼしが多くなった
□会話をよく聞き返される
当てはまる項目があれば予備軍の可能性があります。
オーラルフレイルは、自分でも気が付かないうちに進行してしまうため、早めの発見が大切です。
口の周りには、口腔機能を果たすためにたくさんの筋肉が交わっています。
きちんと噛むことは、口の周りの筋肉を動かし、筋力の低下を防ぎます。
またよく噛むことで、唾液の分泌を促し、口の乾燥を防ぎます。
むし歯や歯周病で痛みがあってかむことができなかったり、むし歯や歯周病が原因で歯を抜いたところがそのままになっている場合は、治療をして歯を補い、きちんと噛めるようにすることがとても大切です。
口腔ケアをすることで、オーラルフレイルを予防しましょう。
お口の中で気になることがありましたら、 さいたま市中央区 歯科 伊藤歯科医院 までご連絡下さい。

 

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