日本でのフッ化物(フッ素)応用の3種類について|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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日本でのフッ化物(フッ素)応用の3種類について

投稿日:2023年8月28日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は、フッ化物(フッ素)についてお話ししていきます。

日本でのフッ化物応用は、3種類あります。

セルフケア(ご自身で行うお掃除)としてフッ化物配合歯磨剤、フッ化物洗口、そして、プロフェッショナルケア(歯科医院で行うお掃除)としてフッ化物歯面塗布です。

これらをライフステージやカリエスリスクに応じて選択し、効果的に用いることが重要です。

それぞれどのような特徴があるのかを紹介していきます。

1.フッ化物配合歯磨剤

歯が生え始めてから生涯を通して、歯があるあらゆる年齢の人が多く利用するべきセルフケア用品です。

多くの人にとって、もっとも身近なフッ化物応用であると考えられます。

毎日使用することで※再石灰化の促進に役立ちます。ブラッシング習慣が広く普及している今では、フッ化物配合歯磨剤が歯へのフッ化物供給のもっとも主要な手段です。

歯が生えてきてから5歳のお子様は1000ppmまでの歯磨剤、6歳から14歳は1500ppmの歯磨剤を2cmほどがおすすめです。

再石灰化→ 脱灰によって溶け出したカルシウムやリン酸が、唾液によって再び歯に戻されて修復することです。

2.フッ化物洗口

生えてきた永久歯を守るための予防方法のひとつで、ブクブクうがいでできるようになってから始めます。「毎日法」と「週一回法」があり、510mlの洗口剤で30秒〜1分間ブクブクうがいをします。

家庭など個人単位で行うほか、学校などの施設単位で集団的に行っている場合があります。特に414歳の方に行っていただきたいです。

家庭では、週一回だと忘れがちになってしまうので、毎日行うように進めています。成人や高齢者の歯と歯ぐきの境目や歯の根本部分のむし歯予防にも効果があることが示されています。

3.フッ化物歯面塗布

歯の表層へのフッ素の取り込み量が大きく、生えてきた直後の歯に対して行うのがもっとも効果的で、特にむし歯のできやすい歯が生えてきたら23年の間は歯科医院などで継続して繰り返し塗布することが大切です。

当院では、半年に一回0歳から12歳のお子様に無料でフッ素濃度の高いフッ化物歯面塗布の行なっています。大人の方は、1.100円で行なえます。

成人・高齢者の歯面のむし歯の予防にも有効的です。

口腔内にシリカを含むセラミック、コンポジットレジンやチタンが存在する場合は中性のフッ化ナトリウムを使用しますが、小児の場合はリン酸酸性フッ化ナトリウムの方が効果的です。

また、まだブクブクうがいできないお子様でも利用することができるフッ素ジェルがご準備あります。ぜひ利用してみてください。

フッ化物の働きを覚えてむし歯ができにくい口腔環境を作りましょう。

フッ化物、歯磨剤、洗口液、フッ素塗布で気になることがありましたら、伊藤歯科医院にお問い合わせください。

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