フッ素とMIペーストの違い|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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フッ素とMIペーストの違い

投稿日:2022年1月6日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

当院にはフッ素入り歯磨剤やフッ素ジェルの他にMIペーストという商品があります。

今回はこの2つのなにが違うのか説明していきます。

〈MIペーストの効果〉

1 .歯の再石灰化を促進する

歯はリンやカルシウムなどのミネラルという成分でできています。

お口の中で歯は「脱灰」と「再石灰化」を繰り返しています。「脱灰」とは酸によって歯の表面のエナメル質からリンやカルシウムが唾液中に溶け出すことを言います。

お口の中の唾液の力で「再石灰化」を促し、溶け出したリンやカルシウムをエナメル質に戻しますが、それが何らかの理由によって「再石灰化」の力が弱まりバランスが崩れ「脱灰」が進行すると歯に穴が開いてしまいます。(ムシ歯)

MIペーストはリンやカルシウムを豊富に含むため歯の「再石灰化」を促進する効果があります。

2 .口腔内環境の中和作用と緩衝作用

またCPP-ACP(リカルデント)が含まれていて酸性に傾いた口腔内を中性に戻してくれる効果と酸性の状態になりにくくする効果があります。

リカルデントは、フッ素と併用することでより虫歯予防のはたらきが期待できるため、フッ素配合歯磨剤での歯ブラシ後に使用していただくことをおすすめします。

〈フッ素の効果〉

1酸の産生の抑制

(虫歯を引き起こす細菌の働きを弱め酸が作られるのを抑えます。)

2歯の再石灰化を促進する(酸により唾液中に溶け出したカルシウムやリンをエナメル質に戻す)

3歯質の強化(歯の表面のエナメル質を酸に溶けにくくする)

 

MIペーストとフッ素どちらがいいの?

再石灰化を促すのは両方とも同じですがフッ素は唾液中にある量しか戻せません。

唾液中に溶け出したカルシウムやリンをエナメル質に戻しきってしまったらフッ素をどれだけ多く作用させても戻すものがないので意味がありません。

なのでフッ素の洗口剤やフッ素入りの歯みがき粉を使った後にMIペーストでカルシウムやリンを補ってあげると相乗効果でより再石灰化に効果があります!

 

さいたま市南与野で予防歯科をお探しの方はぜひ伊藤歯科医院までお越し下さい。

 

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