【口腔機能】について⑧|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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【口腔機能】について⑧

投稿日:2022年4月28日

カテゴリ:スタッフブログ

前回は【口腔機能発達不全症の調べ方】についてお話してきました。今まで口腔機能のチェックについて口腔内のことについてお話してきましたが、実は口腔機能のチェックするポイントは口腔内以外にもあります。今回はその【口腔内以外でのチェックポイント】についてお話します。

 

【気づく】為にできること

私たちが皆さんを診察するにあたって必ず行うのが[問診]です。しかし、この問診には弱点があります。特に起こりうるのが口頭による聞き取りです。この口頭による弱点とは無意識の動作には正確に答えにくいということです。例えばむし歯の痛みについて尋ねた際に保護者の方に聞くとどのようにいつからか、どのように痛がっていたかを答えることはできます。また本人からはどんなふうに痛みがあるのか、どのくらい痛いのかを聞き取りできます。しかしこれらは自覚・認識あってのことです。では次に[舌は普段どの位置にありますか?]という質問をするとします。すると先ほどの訴えとは異なり普段から意識してないことについては急にわからなくなってしまう方が少なくありません。また意識することで逆にわからなくなったり、本人に聞いてもわからないものです。では、それら無意識で行っている状態をどのように確認すればよいのか、答えは簡単です。普段の日常生活を撮影してもらうことです。安静時(なにも行動を行っていないリラックスした状態)にどのようになっているのかを撮影してもらうことで無意識の状態が確認できます。また、状態の確認のみならずその写真・動画を本人に見せることで認識し自覚するのに大いに役立ちます。もしそこでトレーニングが必要となったとき最初に撮影したものがあれば進捗の程度もわかりよりゴールへ近づきやすくなります。ただ診断し結果をお伝えしても認識してなければ何の為にやっているのかほんとうによくなっているのか等わからなくなかなか改善しない、離脱してしまうこともある為普段何気ない生活風景が診断するうえでもトレーニングするうえでも大事な判断材料になります。

 

次回も例題を交えてお伝えしていきます

 

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