歯が抜けてしまった時の対処法と注意点・治療法
投稿日:2022年12月26日
カテゴリ:スタッフブログ
年末で寒さも厳しい頃となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は、歯が抜けてしまった時の対処法と注意点、治療法までお話しさせていただきます。
外傷により永久歯が抜けてしまった時
歯専用の保存液か冷たい牛乳に、抜けた歯を入れて歯科に持参してください。
抜けてから30分が勝負です。30分を過ぎると、歯の表面細胞は死んでしまいます。歯医者さんに連絡し早急に処置してもらいましょう。
してはいけない行為
水道水で洗う
消毒する
乾燥させる
自分で元に戻す
激しくうがいをする
歯の根元を触る
※これらの行為は絶対に控えてください。 元に戻る確率を下げてしまいます。
むし歯や歯周病が原因で自然に歯が抜けてしまった時
歯を支えている骨がなくなった可能性が高いため、歯を元の状態に戻すことはとても難しいです。
歯周病は少しずつ進行していくので、グラグラするなどの自覚症状が現れるので、急に抜けてしまうことはまずないと言えます。
少しでも自覚症状があった場合は、すぐに歯科医院を受診し治療を受けてください。
差し歯が取れてしまった時
・かみ合わせの力が強くかかった。
・接着剤が劣化した。
・根元がわれてしまった。
以上が主な原因と考えられます。
★差し歯は捨てずに歯科医院に持参してください。
必ずしも作り直し、再治療になるとは限りませんので袋に入れて予約の日まで袋に入れて大切に保管してください。
絶対に接着剤で付ける行為だけは避けましょう。
インプラントがとれてしまった時
上部構造がとれたのであれば、差し歯と同様に袋に入れて保管してください。
根元から取れた気がする場合も、取れたパーツも全て保管してください。
治療法
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外傷により永久歯が抜けてしまった時
再植・・・保存状態にもよりますが、歯根膜が良い状態であれば再植の確立が上がります。
インプラント・・・外科手術により抜けた箇所に人口の歯根を埋め込み、その上に人口の歯
を付けます。自費治療なので高額になりますが、ご自身の歯のような噛
み心地を味わえます。
義歯・・・取り外しができる人口の入れ歯です。保険・自費治療と幅広く材料も多数あるの
選択肢の幅は広がります。
ブリッジ・・・抜けた歯の両端を削って、橋渡し(ブリッジ)をし被せます。保険・自費治
療と多数あるので選択肢の幅も広がりますが、1~2本抜けたときが有効的
です。
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むし歯や歯周病が原因で自然に歯が抜けてしまった時
★歯周病の治療を行った後
インプラント・・・上記同様
義歯・・・上記同様
ブリッジ・・・上記同様
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差し歯が取れてしまった時
付け直し・・・根の状態や土台・差し歯に異常がなければ付け直しできます。
作り直し・・・根の状態に異状はないが、土台・差し歯が破損している場合は作り直しにな
ります。
再治療・・・根の状態が悪化している場合は土台を除去し、状態によっては抜歯になる可能
性もあります。
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インプラントが取れてしまった時
上部構造のみ→破損している箇所がない場合は、付け直します。
根元から→再治療になります。
歯が抜けてしまった時は慌てず迅速な判断が必要になります。
さいたま市で 歯が抜けてしまった時の治療 をご希望の方は、ぜひ伊藤歯科医院までお問い合わせください。
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