親知らずは抜いた方がいいの?抜かないとどうなる?|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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親知らずは抜いた方がいいの?抜かないとどうなる?

投稿日:2022年12月21日

カテゴリ:スタッフブログ

本日は親知らずについてお話ししたいと思います。

 

皆さまは親知らずは生えていますか?                                                                                親知らずとは手前から数えて8番目に生える永久歯の事をいい、20歳前後から生えてきます。      親知らずの生え方には個人差があり、生える本数も1〜4本と様々で先天的に生えない方もいます。まっすぐに生えていたり、斜めや真横に生えることもあります。

   

1960年以前は親知らずが正しく生える人が過半数を占めていたと言いますが、

現代では

まっすぐに生えている方が約3割

斜めや真横に生えている方が約7割

と言われています。

 

親知らずが正常に生えていると、斜めに生えている方よりも歯ブラシがしやすいのでメンテナンス次第でむし歯や歯周病になりにくいのですが、多くの方がまっすぐに生えていない為、親知らずに対して何かしらの悩みを抱えていることになります。

 

親知らずが斜めや真横に生えてると歯ブラシが届きにくい!!

・掃除不足で細菌の繁殖に伴う歯肉の炎症が起こる

・親知らずや親知らずの隣の歯がむし歯や歯周病になりやすい

・汚れが口臭の原因になる

 

親知らずが隣の歯を押す!!

・歯肉や隣の歯を押して痛みや腫れの原因になる

・隣の歯を押して歯並びが悪くなる場合がある

 

この悩みは、正常に生えていない親知らずを抜かないと起こりうるリスクです。             顎の骨は年齢とともに硬くなるため、骨が比較的柔らかい若い頃が抜歯しやすく、若い時の方が自然治癒力も高く、傷の治りも早いです。                            

 

 

親知らずを抜かなくてもいい場合

・親知らずがまっすぐ生え、掃除が行き届く

・親知らず同士が噛みあい噛む機能を果たしている

・親知らずが骨に埋まっていて、隣の歯に影響しない

 

正常に機能を果たしている歯を無理に抜く必要はありません。                 とは言え、口腔状態は個人差があるため抜歯の有無は歯科医に判断してもらう事が1番です。

 

抜歯するためには、下あごに通る神経や血管の管(下歯槽神経)・鼻の横の上顎洞との位置関係の確認が大切で、下歯槽神経・上顎洞が親知らずに接触している場合は、口腔外科の専門機関を紹介する場合もあります。 

当院では抜歯前にCT撮影を行い、安全に抜歯が出来るかを検査していますので、親知らずのお悩みも伊藤歯科医院へご相談下さい。    

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