以外と知らないむし歯予防のQ&A|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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以外と知らないむし歯予防のQ&A

投稿日:2023年7月10日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!7月になり夏本番になりましたね。毎日暑い日が続いているので暑さ対策しっかりしてお過ごしください!

では今回はむし歯について患者さんが実際にはどうなんだろうと思う質問についていくつかお話していこうと思います!

Q.むし歯になる人は年々減っているのか?

A.成人ではむし歯になる人は減っていません。

令和に入っても未成年のむし歯経験者は減少し続けています。35歳以降のむし歯経験者はあまり減ってはいません。高齢者になっても多くの歯が残るようになったため高齢者のむし歯が増えてきています。

Q.もっとも効果的なむし歯予防は丁寧なブラッシング?

A.ブラッシングも大切ですが、フッ化物の利用が重要

むし歯は汚れの中の細菌が作るため、むし歯予防には汚れを除去するブラッシングが1番有効だとされていましたが、科学的根拠はあいまいでした。研究結果でブラッシングのむし歯予防がもっとも高いとは実証できませんでした。一方でフッ化物の利用とシーラントにはむし歯予防効果が認められ、食事のコントロール(砂糖摂取制限など)の効果も示されました。

ブラッシングに限界がある理由は、むし歯の好発部位は小窩裂溝(歯の溝)と歯と歯の間ですがこのような場所の開口部は歯ブラシの毛先一本より狭いため歯ブラシが中まで届かないからです。

Q.ブラッシングは食後30分後にしたほうがいい?

A.ブラッシングは食後すぐがいい

みなさんも聞いた事あるかもしれませんが、少し前に食後30分後以内のブラッシングは避けた方がいいという考えがありました。むし歯予防のブラッシングの目的は、むし歯の原因になる酸を産生する細菌のエサとなる糖質を取り除き酸を出させないようにすることです。そのため食後すぐが正しいブラッシングです。

Q.あまり砂糖を摂らない日本人はむし歯が少ない?

A.日本人は砂糖を摂らないのにむし歯が多い

砂糖消費量とむし歯の数を5か国で比較すると、砂糖消費量がもっとも少ない日本の子どもがもっともむし歯が多い傾向にあるという結果でした。この理由として日本人のフッ化物使用頻度が少ないことが挙げられています。まただらだら食べも原因と考えられています。海外では、決められた時間にたくさん甘いものを食べるデザートの文化があります。一方、日本ではいつでもスナック菓子などを食べてしまうだらだら食べが多くみられます。

砂糖摂取量

12歳児のむし歯の数

日本

17.2kg

1.4

フィンランド

27.2kg

0.7

スウェーデン

36.5kg

0.8

ドイツ

36.9kg

0.6

オーストラリア

49.2kg

1.1

さいたま市 中央区 むし歯のことでお悩みの方ぜひお越しください

 

 

 

 

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