歯と口のケア&ポイント
投稿日:2023年7月3日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。 
本日は、ライフステージごとの歯と口に起こるトラブルやケアの方法についてお話ししていきます。 -妊娠期- 
妊娠中はむし歯や歯周病にかかりやすいです。
理由は4つあります。 
1.女性ホルモンが増える 
女性ホルモンが急増することで歯周病菌が増殖し、歯周病になりやすい 
2.歯磨きがおそろかに 
つわりの影響で歯磨きが困難になりやすい
 3.唾液がねばつく 
妊娠すると唾液量が減少するため唾液がネバネバとし唾液は自浄作用が働かず、口の中が汚れやすい。
 4.食事の回数が増える 
つわりなどでダラダラ食べになりやすく口の中で食べかすが残りやすい
お母さんのむし歯や歯周病が、お腹の赤ちゃんにも影響してきます。 
歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産につながる恐れがあります。
 妊娠中は、生まれてくる赤ちゃんのためにもこれまで以上に歯と口のケアを努めましょう。
 -ケアのポイント- 
・妊婦歯科健診を受ける
 つわりが治って、安定期に入ったら歯科健診を受け、必要な治療を済ませておきましょう。 
・栄養バランスのよい食事を赤ちゃんの歯を強く育てる 
赤ちゃんの歯は、生まれてから作られると思われがちですが、実はお母さんのお腹の中ですでに生える準備をしているんです。
 栄養バランスの良い食事をとって、赤ちゃんに丈夫な歯をプレゼントしてあげてください。
 -乳幼児期-
乳歯はむし歯なりやすく、むし歯だと永久歯にも影響が!!! 
乳歯は、永久歯に比べて歯の表面の層が薄いです。
 そのためむし歯になると早く進んでしまいます。
 また、乳歯のむし歯を放っておくと永久歯もむし歯になりやすくなります。 歯の生え変わりに異常が起こったり、永久歯が生えてくる時や歯並び、顎の発達にも悪影響を与えてしまうこともあります。
 この時期の子供は、まだ自分ではちゃんと歯を磨くことができないため、保護者の方が毎日しっかり仕上げ磨きを行なってください。
 ・赤ちゃんへの口うつしはNG!
 生まれてすぐの赤ちゃんの口の中にむし歯菌はありません。
 赤ちゃんにむし歯菌をうつさないために、口うつしは禁物です。 
大人が使ったスプーンなどで赤ちゃんに食べさせるのもやめてください。
 -ケアのポイント-
 ・食べたら磨くを習慣に! 
お口の中は、食べ物を食べると酸性に傾きます。 
しかし、唾液の力にはそれを中性に戻そうという力があります。なので、ダラダラ食べをするとずっとお口の中が酸性に傾いたままなります。
 なので、食事やおやつは、できるだけ決めた時間に取り、食べたら歯磨きをする習慣をつけましょう。規則正しく3度の食事をとると生活リズムが自然と整います。
子供の心身の健康に良いだけではなく、歯磨きの習慣も身につきやすくなります。
 ・おやつの糖分や回数に注意しよう
 むし歯予防のためにも、おやつや飲み物は甘くないものにしましょう。 食べる際は、食べる時間や回数を決め、食べたらしっかり歯磨きをするようにしましょう。
 むし歯にならないように出来ることから始めてみてください。 
むし歯、歯周病、歯磨きに関することは伊藤歯科医院にお問い合わせください。 
■ 他の記事を読む■



