どうしても抜かないといけない?抜歯のメリット
投稿日:2025年8月21日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!暑い日がまだまだ続きそうです。熱中症には気をつけて水分補給しっかりして下さい!! 人間の歯は何本あるか知っていますか?人間の歯は親知らずをのぞけば28本あります。 咀嚼、発音など様々な機能に歯は関係しています。そのため近年は歯に対して関心を持たれる方が増えています。みなさん歯を大事に歯医者さんにも通院される方も多くいらっしゃいます。むし歯や歯周病になりよりお口のケアを頑張りたいとおっしゃる患者さんも多いです。 実際に歯を多く残せている方ほど寿命が長いというデータもあります。そのため1本でも歯を抜くということに抵抗があり重大な決断になると同時に歯科医師にとっても慎重な判断が求められます。ただそれでも今後の治療や将来の全身の健康を考えたときに抜いたほうがいい歯もあります。 〇歯医者さんが抜歯をすすめる理由 ①歯根破折を起こした歯 歯根破折を起こした歯をそのままにするとどんどん歯を支えている骨が溶けてしまったり、いまは痛みなくても将来的に細菌感染を起こし激痛となるリスクもあります。 ②重度の歯周病で治る見込みのない歯 重度歯周病のグラグラの歯は進行を止めることができないと顎の骨が吸収して減っていきます。骨が減ると入れ歯やインプラントの治療をするときに治療が困難になったり難易度も上がります。 ③隣の歯に悪さをする親知らず 傾いて生えている親知らずは隣の歯に接触していることが多く歯磨きが難しく汚れがたまりやすいです。そのためむし歯や歯周病のリスクも高いです。 ④残根状態で治る見込みのない歯 残根状態の歯は細菌の住みかになりやすいです。元気で免疫力が高いうちは特に問題ないですが、けがや病気などで免疫力が落ちたり入院したりしたときにお口の中に細菌のすみかがあると細菌が悪さをして全身に影響を及ぼす可能性があります(誤嚥性肺炎など)。 これらの理由などがあると歯を抜くことをおすすめすることがあります。ただ抜くか抜かないかを最後に決めるのは患者さんです。歯科医師の説明をしっかりと理解して納得された上で処置をするか判断してください。当院では歯を抜く前に事前に歯を抜いた後のその後の治療のお話をその方に合わせてわかりやすくしっかりとご説明するスタッフ(カウンセラー)がおります。抜いたあとどうなるかは誰でも気になるところです。もしお悩みでしたら一度とお話聞いていただくのもいいかもしれません。また歯科医師や歯科衛生士にも気軽にご相談ください。 さいたま市 中央区 鈴谷 抜歯するかお悩みの方ぜひ一度お越しください。
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