洗口液の利点と使うタイミングについて|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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洗口液の利点と使うタイミングについて

投稿日:2025年7月28日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは

洗口液を使っていますか?洗口液はマウスウォッシュやマウスリンスとも呼ばれ、歯科医院、スーパーやドラッグストア等で様々な製品が販売されています。

洗口液の利点として

①殺菌成分が配合されたものを使用すると、お口の中の細菌を減らすことができる

お口の中の疾患の原因となる細菌のかたまり(バイオフィルム)は、歯の表面だけではなく舌や咽頭、粘膜にも存在しています。

口の中に占める歯の面積の割合は25%でその他の75%は舌や咽頭や粘膜で占めています。歯ブラシで歯についたバイオフィルムを落とし、その他の75%は洗口液を使用するとお口の中全体の細菌数を減らすことができます。

②お口の中の保湿や口臭予防に効果がある

洗口液は殺菌成分だけではなく、保湿や口臭予防に重点をおいた製品もあります。

③歯磨きが困難な場合に使用できる

妊娠中で歯ブラシを入れると吐き気がする時や、歯ブラシが使えない時にお口の中を清潔にすることができます。

また、外出先でも手軽に使用できます。

このように洗口液は正しく使用することでたくさんの利点があります。

フッ素入りの歯磨き粉を使用し、その後洗口液でゆすぐことはお口の中の健康を保ち、むし歯と歯周病の発生と重症度を軽減させる方法です。

ですが、フッ素入りの歯磨き粉で歯磨きしたあと、すぐに洗口液を使用するとせっかくのフッ素の成分がなくなってしまいます。

歯磨き粉に含まれるフッ素を歯に作用させるためには、歯磨き直後の洗口は避けるようにしましょう。

歯磨き後は30分程度の時間をあけてから洗口する方が好ましいといわれています。

 

また、洗口液と似たもので液体歯磨きがあります。

洗口液と液体歯磨きはどちらも液体状のケア製品ですが、使い方が違います。

洗口液は口に含んでゆすぐことでお口の中の細菌を減少させることや口臭予防の目的がありますが、液体歯磨きは、歯磨き粉のように歯ブラシにつけて磨くことでプラークの除去やむし歯や歯周病を予防します。

パッケージをよく見て、間違えないようにしましょう。

 

洗口液だけでプラークが除去できるわけではなく、あくまで補助的なツールです。さまざまな口の状態に適した効果的なセルフケアを行うために、まずはかかりつけの歯科医院を受診して、自分にとって必要なセルフケアについてアドバイスを受けましょう。

 

さいたま市南与野で洗口液の利点や使い方を知りたい方は伊藤歯科医院にお越しください。

 

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