乳歯と永久歯の違い むし歯予防のポイント|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

抜かない・削らない治療

お問い合わせ・メール相談

駐車場13台

訪問歯科対応

キッズルーム

048-857-5441

予約制埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-11-12

乳歯と永久歯の違い むし歯予防のポイント

投稿日:2025年5月1日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは。
いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は乳歯と永久歯の違いについてお話ししていきます。
それぞれの特徴を理解し、むし歯を予防していきましょう。
ー本数
乳歯は全部で20本あります。生後6ヶ月ごろから生え始め、2歳半から3歳ごろに乳歯列が完成します。 永久歯は28本(親知らずを含むと最大32本)あります。5〜6歳ごろから抜け変わりが始まり、12〜13歳ごろに永久歯列が完成します。 生える時期や順番は個人差が大きいです。
時期を過ぎても生えてこない場合や左右差がある場合はご相談ください。
ー歯質
歯は乳歯・永久歯共に表面からエナメル質、その内部に象牙質、歯髄(歯の神経)という構造をしています。 生えたての歯は歯質が未熟のためむし歯になりやすいです。 2〜3年にかけて唾液中のカルシウムやリンが沈着しながら石灰化し、成熟していきます。フッ素もよく取り込まれるため、ご自宅でフッ素配合歯磨き粉や歯科医院での定期的なフッ素塗布が大事です。 また、乳歯は永久歯に比べるとエナメル質や象牙質の厚さが約半分となっており、歯質も柔らかいためむし歯になりやすく、進行が早い傾向にあります。
ー色
乳歯は白く、永久歯は乳歯に比べると黄色味を帯びています。 エナメル質は本来、透明感がある組織ですが乳歯はいずれ抜ける歯であり、未成熟であるため透明感がそれほど強くなく白色をしています。 それに対して永久歯のエナメル質は透明感があります。エナメル質の下の象牙質は黄色味を帯びており、透けて見えることから乳歯に比べると黄色味が強くなっています。
ー歯の大きさ、歯並び
歯にもよりますが永久歯よりも乳歯の方がひと回り小さいです。 乳歯列は歯と歯の間があいているすきっ歯なのが正常です。前歯が永久歯に抜け変わりをした時にひと回り大きい永久歯が生えることで綺麗に歯が並びます。 最近の傾向として顎が小さいお子様が多く、歯が並ぶスペースが狭いため乳歯列の段階で隙間なく綺麗に並ぶことが多いです。そうすると永久歯に生え変わりをした時に歯並びが悪くなってしまう可能性が高くなります。 そういう方は顎を少しでも成長させるために、野菜スティックや歯応えのあるものなどで前歯を使い、噛み切るようにお食事を摂りましょう。それが刺激となり成長に繋げることができます。
さいたま市中央区で定期検診ご希望の方は伊藤歯科医院までお越しください。

■ 他の記事を読む■

トップへ戻る