子どもと高齢者のかむ力について|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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子どもと高齢者のかむ力について

投稿日:2024年3月4日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。
本日も伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は子供と高齢者のかむ力についてお話しします。

まずは子供のかむ力についてです。
かむ力は脳の成長に関係しています。

何度もかむことで、脳の血液量が増えて、神経細胞を活性化させるからです。


子供の食事について、栄養のバランスには気をつけていても、よくかめているかを観察している方は少ないかもしれません。
「いつまで食べているの」「早くしなさい」などのように食事をせかしているケースも見かけることがあります。
これではゆっくりかむことができません。
子供にはよくかんで、食べ物を味わうように伝え「しっかりかんだほうが、食事がおいしくなる」ことを認識させるようにしたいものです。


また、食事のマナーを守ることでかむ力か向上します。
イスに座って足がブラブラしていると、しっかりとかむことができません。ですから、足が床に届かない時には、踏み台などで足を置くスペースを作りましょう。
背すじを伸ばすことも、しっかりとかむためには大切です。

つぎに高齢者のかむ力についてです。
かむ力に最も影響が大きいのは、むし歯と歯周病です。
定期的に歯科で口の中の状態をチェックしてもらい、メンテナンスしていくことが大切です。


かむ力が向上すれば、食べ物や唾液が気道に入る「誤嚥(ごえん)」がきっかけで、口の中の細菌などが肺に入り込んで起こる「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を防ぐことができます。


高齢者に多いのは、食べることが面倒になって、口にする料理がワンパターンになること。すると、自然と、あまりかまなくてもよい食べ物を選びがちです。
食べることを楽しんで、いろいろな料理を食べるように心がけましょう。


かむ力が向上して食生活が豊かになると、周りの人との会話も弾み、外食や買い物など積極的に外出して、活動性もあがってきます。
おやつにはグミやガムなどかみごたえのあるものがおすすめです。
よくかむことはもちろんですが、普段食べていないものを食べると脳に刺激を与えてくれます。
また、咀嚼筋(そしゃくきん)と表情筋か鍛えられると、その上にある脂肪組織や肌が持ち上げられ、たるみなどが解消することもあります。

健康で充実した生活を送るためにもかむ力はとても大切です。
そのためにも定期的なメンテナンスをおすすめします。

お困りの方は、さいたま市中央区 予防歯科 伊藤歯科までご連絡ご相談ください。​

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