お口と舌の筋力アップ 口腔体操
投稿日:2025年9月8日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさん、こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は『口腔体操』についてお伝えさせていただきます。口腔体操には口や舌の動きをスムーズにする体操や唾液腺マッサージ、噛む力をつける体操など様々なものがあります。
今回はこの『口腔体操』を紹介させていただいて、みなさんに合ったものを見つけていただけると幸いです。
『唾液腺マッサージ』 ①耳下腺→指数本を耳の前耳の前に当て、10回ほど円を描くようにマッサージします②顎下腺→顎のラインの内側のくぼみを順番に押していく。目安は1ヵ所5回ほど。③舌下腺→顎の中心あたりを両手の親指で10回ほど上方向にゆっくり押し当てる。
『パタカラ体操』パ・タ・カ・ラの音には、それぞれの音を発音するのに使う筋肉があります。①パ→唇を閉めるための筋肉を使います。唇をしっかり閉じてから、唇をはじくように発音しましょう②タ→食べ物を押しつぶす筋肉を使います。舌の先を上顎につけて発音します。③カ→舌の奥の力の筋肉を使います。舌の根本をのどに押し付けるように発音します。④ラ→舌をまく筋肉を使います。舌をしっかりまいて発音します。目安は5回発音を3回セットです。
『あいうべ体操』あ→い→う→べの順でそれぞれ大げさなくらい全力でゆっくり4秒前後かけて発音します。1日30セットが目標です。
『ごっくん体操』のどに手を当てて顎を少し引く。ゴクッと唾液を飲み込んでのどぼとけをあげる。あげたまま5秒キープ。
『滑舌をよくする体操』口の動きをよくすることで表情が豊かになり明瞭な発音になります。早口言葉→①なまむぎ なまごめ なまたまご②隣の客はよく柿食う客だ③あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ 口を大きく動かしながら3回続けて言ってみましょう。
『舌の動きをスムーズにする体操』①舌で下顎の先を触るつもりで伸ばす②舌で鼻の先を触るつもりで伸ばす③舌を左右に伸ばす④お口の回りをぐるりと舌を動かす
『嚥下機能をつける体操』ゆっくり大きく口を開けて「あー」と10秒間保つ。しっかり口を閉じて10秒間休憩する。次に舌を上顎に押し付けて奥歯をかみしめて「んー」という口の形をする。
ここまで様々な口腔体操を紹介させていただきました。口の中の乾燥が気になる方、口内炎が出来やすい方、最近食事の際にむせやすくなった方…それぞれの症状に合わせて気軽に体操を始めてみてください。
口の中の悩み、相談がある方は 与野本町 伊藤歯科医院まで
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