歯科医院に伝えておくべき病気【甲状腺疾患】|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

抜かない・削らない治療

お問い合わせ・メール相談

駐車場13台

訪問歯科対応

キッズルーム

048-857-5441

予約制埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-11-12

歯科医院に伝えておくべき病気【甲状腺疾患】

投稿日:2022年12月7日

カテゴリ:スタッフブログ

皆さんは歯科医院に通院する際必ず最初に問診表を記入するかと思います。その際に薬剤や主な病気等についての記入を求められますが、実際なにが歯科に関係しているのか、どうして聞かれているのかご存じの方はそこまで多くはないかと思われます。今回は歯科に関係のある病気の一つである【甲状腺疾患】についてご説明していきます。

 

【甲状腺疾患】とは

甲状腺ホルモンは脳下垂体より分泌される甲状腺刺激ホルモンによって分泌が調整されています。

甲状腺は甲状腺ホルモンの分泌することで全身に対して新陳代謝を活発に促します。

このホルモンは脳の活性化や体温調節、心臓や胃腸の活性化なども働きかけとても大切なホルモンの一つです。

その甲状腺に生じた甲状腺疾患は甲状腺ホルモンの分泌障害であり上昇するタイプと低下するタイプの2種に大きく別けられます。

・正常な時の甲状腺ホルモン

 脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンが甲状腺ホルモンの量を調節することが出来ます

・甲状腺ホルモンが上昇したとき(甲状腺機能亢進症)

 脳下垂体から抑制がかかり分泌される甲状腺刺激ホルモンが減少し甲状腺ホルモンの分泌量も減少します。

 主な症状:動機(血圧上昇・頻脈)・体重減少・甲状腺腫・多汗症・手指の震え・疲労感

      睡眠障害・体重減少など

 (バセドウ病・グレーブス病・無痛性甲状腺炎・亜急性甲状腺炎など)

・甲状腺ホルモンが低下したとき(甲状腺機能低下症)

 脳下垂体から分泌量の促進がかかり甲状腺刺激ホルモンが増加し甲状腺ホルモンの分泌

主な症状:甲状腺腫・むくみ・脱毛・便秘・皮膚の乾燥・無気力・寒がり月経異常・体重増加・記憶力低下・疲労感など

 (橋本病、亜急性甲状腺炎やバセドウ病の治療後・甲状腺腫瘍術後の回復期など)

 

【口腔内への影響】

上記にまとめた【甲状腺ホルモンの上昇】には舌の震えや粘膜・歯肉の色素沈着が発現することがあります。手指の震えがある方は口腔内清掃自体にも直結して影響が出る為早めの相談が必要です。【甲状腺ホルモンの低下】には巨舌(舌の肥大化)や口唇の厚み、咽喉頭等の肥厚も発現することがあります。肥大化も清掃不良を引き起こしやすく清掃道具の変更や当て方の改善が求められます。甲状腺が悪性腫瘍に進行することもあり甲状腺癌となった場合、放射腺治療の副作用として唾液分泌の減少から口腔乾燥を引き起こす可能性があります。今はメディアでも聞く機会が多くなりましたが口呼吸による口腔乾燥と同じく乾燥により口腔内の細菌が増殖しムシ歯ができやすくなる為、発音や食べ物の飲み込みにくさ、舌や粘膜の渇きが感じられ口腔乾燥が疑われた場合は早めの対処を行った方が良いでしょう。

また甲状腺ホルモン値が高い方はアドレナリン添加物に注意が必要です。血圧上昇・動機・頻脈が症状としてあるのでアドレナリンを投与してしますことで増悪させてしまうことがあります。歯科では主に治療時に使用する局所麻酔薬(キシロカイン)に添加されている為麻酔薬の変更が求められます。申告漏れがあることで生命に危険が及ぶような状態になりえることもある為必ず問診にて歯科医師に申告を行って下さい。

 

 

ご自身の病気・薬剤・口腔内への影響や歯科治療についてのご相談、今後のメインテナンス方法等気になる方は是非伊藤歯科にご相談下さい。

 

トップへ戻る