歯科医院に伝えておくべき病気・治療・症状「癌(がん)」①|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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歯科医院に伝えておくべき病気・治療・症状「癌(がん)」①

投稿日:2023年2月3日

カテゴリ:スタッフブログ

 【癌(がん)】とは

死因性が最も高いといわれている病気であり、日本人の2人に1人はかかるともいわれています。

ウイルスのように人への感染するものではなく遺伝子の異常により細胞が悪性化し増殖する特徴を持った病気です。そうしてできた細胞の集合体を【腫瘍】といい、異常な細胞が集まってできた腫瘍を【悪性腫瘍=癌】となります。通常細胞は分裂・増殖を正しく行われていますが悪性化した細胞は無秩序に増殖を繰り返し他の細胞・臓器へ転移していきます。

 

【癌(がん)治療の方法】

癌の治療は何処に発生したか・癌の進行度合いによって治療方法は変わります

一般的に知られている【手術療法】・【放射線療法】・【化学療法】を中心として他【免疫療法】・【造血幹細胞移植】・【温熱療法】などがあります。これを組み合わせて病気の原因を治療していく集学的治療をおこないます。

 

【癌(がん)と診断されてからの流れ】

発見→治療→経過観察→治癒(または緩和ケア)

発見→治療→経過観察→再発・転移→治療→治癒(緩和ケア)

発見から治療にいたるまで様々な検査がおこなわれます。病院の設備や癌の進行度合い・発現場所によってはまず紹介からスタートすることがあります。レントゲン(CTMRI等)からの画像診断・血液検査・内視鏡検査や腫瘍からの生体検査などあらゆる分野の医師が介入しそれらを総合的に診断してようやく治療方針が決まり治療へ移行します。

治療といっても上記にて説明したように様々な方法があり患者様にあった治療方針をもとにおこなわれます。経過観察から治癒までは約510年といわれておりその間は再発・転移のリスクがあります。また治療の効果が芳しくない場合や治療困難なレベルの進行、体力面での限界が著しい場合は緩和ケアへ移行します。

 

【癌(がん)と歯科医院との関係】

癌の治療・進行症状によっては【副作用】や【合併症】という言葉が付きまといます。

特に口腔内への影響(症状)は放っておくと症状緩和の遅延を引き起こし生活の質(QOL)を及ぼす影響が多くの研究で明らかとなっています。

【頭頚部癌】はとくに歯科に最も関係をしており癌自体の発現している場所が脳・目以外の頭頚部でありその1つが【口腔癌】でもあります。

口腔癌にも種類があり【舌癌】・【頬粘膜癌】・【口蓋癌】・【歯肉癌】・【口底癌】があります。

歯科医院にて発見されやすいのもこれらにあたります。

 

次回は口腔内への様々な影響と対処法等についてもう少し詳しくお話していきます

 

癌治療されている方(放射線・抗がん剤等)・経過観察中の方も含め最近口の中に口内炎・乾燥・炎症・歯痛等が起きやすい方、お薬が変わった方、生活の質が変わった方同時期に以前と違う症状があり気になる方は歯科医院へ受診してみて下さい。​

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