こんにちは！

皆さんは歯が痛い、虫歯かもしれないと思った時

すぐに歯医者さんを受診していますか？

歯医者さんに抵抗があるからと放置してしまう人も少なくないと思います。

しかし、虫歯を放置するとお口の中だけではなく

体全体に影響を及ぼす可能性があります。

今日は虫歯が体の病気とどんな関係があるのか

お話ししていきたいと思います！

・顎関節症

虫歯の所で物を噛むと痛いですよね。

誰でもその場所を避けて物を噛んでしまうと思います。そういった状態が長く続くと噛み合わせのバランスが悪くなり顎関節症になる恐れがあります。

さらに顎関節になると手のしびれ、めまい、耳鳴り、

首や肩のコリ、疲労感、食欲低下などの症状が起きやすくなります。

・口臭の悪化

虫歯の影響で歯茎が腫れたり、穴が開いてしまったところに食べ物が詰まることで口臭が強くなることがあります。

・副鼻腔炎、中耳炎

上顎の虫歯が悪化すると歯や歯の周りの骨を溶かし、お口の中の細菌が副鼻腔（主に上顎洞）へ入り込んで副鼻腔炎を引き起こす恐れがあります。

さらに悪化し虫歯菌が中耳まで到達すると合併症として中耳炎になる可能性もあります。

・肺炎

細菌を含んだ食べ物や飲み物を誤嚥することで

肺に細菌が入り込み誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。

基本的には、咳をすることで異物が入り込むのを防ぐことができますが、高齢の方は肺や気管の機能が低下するため特に注意が必要となります。

・腎炎、関節炎の原因となる黄色ブドウ球菌や連鎖球菌の多くは、口腔内に多く存在します。

これらのお口の中の細菌が血液中に入り込んだり、歯周炎によって作り出された炎症物質が血液に入り込むことで、関節炎や腎炎を発症することがあります。

・骨髄炎、心筋梗塞、脳梗塞、敗血症

下顎の虫歯が進行していき顎の骨を溶かし細菌が入り込むと骨髄炎を引き起こします。

その細菌が全身をめぐり心臓や脳へ到達すると

心筋梗塞や脳梗塞を引き起こし、さらに血管へ入り込んでしまうと敗血症を引き起こす原因になります。

虫歯を放置すると痛んだり痛みがなくなったりすることがありますよね。痛みがなくなると治ったのかも？と勘違いされる方もいるかもしれませんが、虫歯が自然治癒することはありません。

虫歯が出来たら悪化する前にすぐ受診！は

もちろんですが

毎日の口腔ケアと歯医者さんでの定期検診で

虫歯にならないように気をつけましょう！

虫歯　歯の痛み　顎の痛み　でお困りの方はぜひ伊藤歯科医院へ！