最近歯が伸びた気がする これってむし歯?歯ぐきって下がるの?|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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最近歯が伸びた気がする これってむし歯?歯ぐきって下がるの?

投稿日:2023年3月1日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

早速ですが鏡でご自身のお口の中をご覧ください。

歯ぐきが以前よりも下がってる気がする、歯が伸びた気がすると感じた方はいらっしゃいませんか?

 

むし歯?病気?と不安になるかもしれませんが歯を支えている歯ぐきが

何らかの理由で下がり歯の根元が見えている状態を【歯肉退縮】といいます。

 

歯肉退縮の原因

歯周病

歯周病とは細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐきの炎症が進み、歯を支える骨が吸収されてしまう病気です。歯周病の進行により歯肉退縮をおこします。

 

強いブラッシング圧

ブラッシング圧が強すぎると歯ぐきが傷つき、歯肉退縮をおこします。同時にエナメル質を傷つける原因にもなるため適切なブラッシング圧での歯磨きが大切です。

 

歯ぎしり 食いしばり

歯ぎしりや食いしばりによって歯や歯を支えている組織に過剰な負担がかかり歯肉退縮をおこします。成人の約70%は無意識下で歯ぎしり、食いしばりをしてると言われています。

 

歯並びや噛み合わせ

歯並びや噛み合わせに問題があると特定の歯や歯ぐきに過剰な負担がかかり歯肉退縮をおこします。

 

加齢

年を重ねることにより定期検診に通っていたり適切な口腔ケアをしていても歯肉退縮をおこすことがあります。

 

歯肉退縮が起こるとどうなるの?

知覚過敏

歯の根元が見えている(歯根露出)ことにより根元は歯の表面のエナメル質よりも神経に近いため知覚過敏を引き起こしやすくなります。冷たいものや歯ブラシの毛先が当たることで痛みが出ることがあります。

 

むし歯になりやすくなる

歯肉退縮の進行により歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなり、また歯根 部分はむし歯に対する抵抗性が弱いためむし歯になりやすくなります。

 

歯肉退縮が起き始めている場合、起きないようにする対策法

歯肉退縮の最も多い原因は歯周病といわれています。

適切なブラッシング圧を心がけフロスや歯間ブラシなどお口に合った補助用具を歯ブラシと併用してセルフケアを行いましょう。

歯科医院での定期検診でセルフケアでは取り除けない汚れを取ってもらいましょう。

また歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方は歯科医院で一度相談してみてください。必要に応じてはマウスピースの使用を勧められるかもしれません。

 

そして歯が伸びたと感じる原因はもう一つあります。

歯肉退縮とは違いむし歯などで歯の頭(歯冠)が崩壊したまま、数ヶ月以上

放置すると、この歯と噛み合っていた歯は噛み合う相手がいないため少しずつ伸びてきます(挺出)

歯の挺出が進行すると骨に埋まっている部分がどんどん少なくなり

やがて歯がグラグラしてきたり、抜け落ちてしまうことがあります。

顎の歪みや左右反対側の歯への負担が大きくなります。

放っておくと他の歯にまで影響が出てきます。

早めに歯科医院へ受診しましょう。

鏡をみてネットで調べてもわからないことや不安なことがたくさんあるかもしれません。定期検診を受け自分のお口の中の状態を歯科医院で確認してもらいましょう!

 

さいたま市南与野で歯ぐきの下がり 歯が伸びた気がすると感じる方、

歯周病、知覚過敏、検診ご希望の方はぜひ伊藤歯科医院までお越しください。​

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