口腔内乾燥を引き起こすお薬|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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口腔内乾燥を引き起こすお薬

投稿日:2022年1月22日

カテゴリ:スタッフブログ

 

最近お口の乾燥気になりませんか?

マスク生活により、自然と口呼吸になり口腔内が乾燥しやすくなったりする方も多いと思います。

口腔内乾燥の原因はたくさんありますが、今回は服用薬との関係について書いていきます。

 

日本医薬品集2018に掲載されている一般名別の処方薬1483種類のうち、635種類(42.8%)が口腔内乾燥に関する副作用があるとなっています。

 

薬剤による唾液分泌低下の作用点としては、唾液腺の腺房細胞および中枢神経の受容体があげられます。メカニズムの1つとして、抗コリン作用があり、唾液分泌は自律神経によって調節されています。唾液分泌の99%以上を占める水分とイオンは副交感神経が支配しており、唾液腺の腺房細胞にあるムスカリン受容体にアセチルコインが結合することによって分泌されます。そのため、抗コリン作用を有する薬剤により神経伝達がブロックされ、唾液分泌が低下してしまいます。

 

主な治療薬

抗神経薬…ハルシオン、レンドルミン

抗うつ薬…デジレル、トリプタール

利尿薬…アルダクトン、フルイトラン

抗ヒスタミン薬…アルジオン、レスタミン

高血圧治療薬…アムロジン、アダラート

気管支拡張薬…スピロペント、メプチン

これらの製品は全て抗コリン作用を有しており、唾液の分泌を抑えられてしまいます。

 

これらのお薬を服用されている方で口腔内乾燥が気になる方は、担当の歯科医師、歯科衛生士にお薬手帳をご持参の上ご相談下さい。

 

口腔内乾燥 歯科 で歯科医院をお探しの方は、南与野にある伊藤歯科医院へ☺

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