歯が痛いけど虫歯じゃない?
投稿日:2026年5月7日
カテゴリ:スタッフブログ
歯が痛いと感じて歯医者に行ったら、虫歯じゃなくてくいしばりが原因と言われたことはありませんか?
歯が痛みを感じる原因は虫歯や歯周病など、必ずしも治療が必要な状態とは限りません。
歯は顎の骨に植わってしっかりしているのですが、
歯と骨をくっつけている歯根膜という組織があります。
くいしばったり歯ぎしりしたり過度な力がかかると、
腕が腱鞘炎で痛い、打撲でぶつけたとこ触ると痛い、と
同じようなことが歯根膜でも感じられることがあります。
咬合性外傷や歯根膜炎などという名前がつけられますが、
腱鞘炎や、打撲と同じで過度な力や使い過ぎが原因なので
安静にすることが対応になります。
起きているときは痛ければお食事では使わないように避けていると思いますので、
一時的なもので治まることも多いため、経過観察をすすめられるのです。
しかし最近多いのは、寝ている間など無意識のうちにくいしばったり、
歯ぎしりをすることで歯に過度な負担がかかり、
痛みやしみたりを感じやすくなる状態である方も多くいらっしゃいます。
その場合、なかなか安静にできないため半月近く症状が続く方もいらっしゃいます。
しみるのも知覚過敏ですが同様に力がかかると感じやすくなります。
一般的に食事の際の噛む力は10kg程度とされていますが、
夜間の歯ぎしり、食いしばりで噛む力は自分の体重の4~5倍とされています。
つまり、成人女性でも100kg以上の力が歯にかかっているということになります。
歯ぎしり、食いしばりの原因はまだはっきり解明されておらず、
ストレスが影響していると言われています。
そのため、日頃のストレスを取り除くことも対応になりますが、
生きていく中でストレスをなくすことは難しいですよね。
そんな夜間の歯ぎしり、食いしばりから歯を守るのがマウスピース(ナイトガード)です。
ご自身に合ったマウスピース(ナイトガード)を歯科医院で作り、歯を守りましょう。
当院でも保険適応で5千円程度で作成できます。
起きている間にも、食事以外で上下の歯が触れていることはよくないことです。
前歯が2ミリくらい離れているのが普通なのですが、
寝ている間に食いしばる方は特に、起きていても触れているのが普通になってしまっていると
それも歯の過重負担で症状の原因になりやすいので、意識してみましょう。
このように過度な力が原因の時は、一時的なものですし治療よりも予防が重要になりますが、
むし歯等の治療が必要なものを放置すると、さらにひどくなることもありますので、
心配な時はかかりつけの歯医者さんでしっかり検査してもらうことをおすすめします。
さいたま市の歯科検診は伊藤歯科医院まで
■ 他の記事を読む■


